メタバースSpatial内に、弊社オフィスを作りました。基本リモートで仕事をしているため、もっと距離感を感じることができる仕事のスタイルに挑戦します。Quest2を配布し、4月から、毎朝のデイリースクラム(朝会)や社内ミーティングをSpatial上で行います。Meta社のWordRoomも試したいです。
Spatialのアカウントを作成し、Quest2とリンクするのが意外と難しく(これは別記事で解説します)、試行錯誤の上、やっと皆で集合できました。
そもそもSpatialは、VR出社用のビジネス向けプラットフォームではありません。基本的には、NFTアーティストさん達がイベントを開催したり、自身のアートを販売する場だと、思います。ここをどのようにビジネスの場として使っていけるのか、試してみます。
まずは、使用しているプロジェクトマネジメントツールasanaを画面共有で写し、ミーティングが可能か確認しました。共有されている画面は、アバターからは操作できません。(当然ですが…) VRゴーグルをかぶりながら、Spatialに映し出されているPC画面を操作するのは、意外と簡単で、良い感じでした。
このように、かんばんボード(タスクの進捗を管理するボード)を巨大化して、その前に集まってディスカッションするというのを、一度やってみたかったのです。笑
ホワイトボードもおいて、付箋も貼ってみました。これはどうかな~。文字がすごく打ちづらく、付箋も3Dで動くため、貼り付けるのが大変です。でもこの「ゆっくり」な感じが良いかなという印象もあります。Zoomミーティングだけでは、必要なことのみ、簡潔に進んでしまうので、「手触り感」といいますか、ものごとに対する「感触」が薄いですよね。そういうものを補い、共同でものごとに対峙する感じは作れるのかなと思いました。
とりあえず現在のところ、Spatialが気に入っている理由としては、自分で「環境(スペース)」を作れることです。作った「スペース」は、このように、球状のものを配置することで、ワープで移動できます。
今2つのスペースを建築していて、一つはお客様向けのVRショールームで、もうひとつは、月基地(ムーンベース)です。ムーンベースは、弊社のコミュニティスペースとする予定です。
建設中のムーンベースです。結構本格的です、笑。
私の座右の銘は「Think out of the box」です。箱の外から考えるということで、既存の考えの外側から、新しい発想で考えるということです。そのためには、物事を客観的に見ることが大事だと思うのですが、一番良いのは、地球の外にいるということだと思ってました。
こうして、自分たちが住んでいる場所の外で、いろんなことをディスカッションすると、また違った気持ちになると思います。完成したらお披露目会をメルマガ限定で行いますので、メルマガ登録してくださいね。
手書き文字にも挑戦してみました。文字を書いても3Dになってしまうので、うまく書けているように見えますが、近くに行って横から見ると、ぐにゃぐにゃです。
Spatialで初めて社内ミーティングを行った結果は、意外と良い感触でした。「一緒にいる感じがしますね」という意見や、あと、いろいろすんなり上手くいかないので、ちょっとしたことで「笑い」がでます。リモートワークというあまりに効率的な世界と対象的で、いろいろ不便ですが、質が高いコミュニケーションが取れるという印象です。
引き続き、VR出社と、ものづくり企業向けのVRショールームの可能性を試行していきます。
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