船の種類
高速艇 Supercat とOceanjet の2種類があります。どちらも、セブ港からボホール島タグビラランまで2時間強。Supercatの方が見た目がピンクで可愛かったのですが運行スケジュールが少なく、選択肢がなかったのでOceanjetにしました。こちらはかなり本数があります。
船が出る場所
セブ港のPier1から船が出ます。Pier3まであり、船によってはPier3を使うようなので、チケット購入時に場所を確認します。セブ港まではアヤラセンターセブから車で10分ほどです。セブでは、Grabcarがすぐにつかまります。
船のチケットの購入
船のチケットを購入する方法はいくつかあります。
直接現地で当日券を購入
セブ港 Pier1で当日券を買うことができます。早めに行けば、シーズンにもよると思いますが、当日その場で購入できるような気がします。30分前までにはチェックインを済ます必要がありますので、早めにいく場合は、結構早めである必要があると思います。ただ、戻りの時間に制約がある場合は、事前に往復のチケットをおさえておいた方が安心ですよね。ボホール島まで行ったものの、帰りの船が無かった…となったら困ります〜
アヤラセンターセブ4階Grand Hope Venturesで購入
そのような訳で、わたしはアヤラセンターにチケットを買いに行きました。旧館(H&Mがある方)の4階にGrand Hope Venturesがあります。
17時頃行ったところ、システムダウンで予約ができないと言われました。もう当日行き当たりばったりで行くか?と思いながらいつ復旧するのか尋ねたら「分からないけど3時間くらい?」「お店は何時まで空いてるんですか?」「20時まで。だから、19:50頃にまた来て」というなんともアバウトな感じでした。
それくらいの時間に戻ってみるとシステムは復旧したということ。渡された紙に出発地と目的地、希望時間を記入して、席のクラスを選択するだけです。スタッフの方が予約してくれました。「本当にこんなに短い時間で行くの?」と聞かれました。えぇ、時間がないもので…。
迷ったのはこの席選びでした。フィリピン人は、エアコンへのデマンドが強いんだなと分かります。説明を見ても、ビジネスとツーリストがエアコンあり、オープンエアは、エアコンなしという説明のみ。笑
席のクラス
- ビジネスクラス 片道1000ペソ
リクライニングで、一番快適に過ごせそうなシートを持つのがビジネスクラス エアコン付き - ツーリスト 片道500ペソ
ビジネスより狭いですが、エアコン付き、映画の上映もあるというツーリストクラス - オープンエア 片道450ペソ
屋外席 エアコンなし
しかし、数々の日本人の個人ブログを見ると、エアコン効きすぎて寒いという酷評が…。2時間も狭い部屋で外も見られずに冷蔵庫のような場所にいるのでは、船を楽しみに乗るわたしにはイマイチだな〜と思って、何の説明も見つからないオープンエアを選択。結果的には、これは大正解でした。
持ち物
オープンエア席とは、屋根があるのかどうか?聞き忘れてしまい、ネットでも情報を見つけられませんでしたので、一応カッパを購入。でも、屋根ついていましたよ!
水、酔い止め | 行きは飲みましたが、全然揺れなかったため、帰りは飲みませんでした |
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カッパ、傘 | イソーで100円で購入。でも屋根ありました。カッパも傘も船上では不要でした |
クッション枕 | 眠くなった時用。役立ちました |
予約チケット | 忘れずに! |
セブ港からボホール タグビララン港へ
セブ港 Pier1へは、Grabcarで行きました。アヤラセンターから110ペソ程度。事前に水などを買いたかったのでセブンイレブンに寄ってとお願いしたら、Pier1の直ぐ近くにセブンイレブンがあり、そこで下ろしてもらいました。
チェックイン&搭乗
空港と同じようにチェックインをします。30分前にはチェックインをしないとキャンセル扱いになることがあるそうです。 それから荷物検査を通って待合室へ。待合室にはカフェや水の自販機がありました。
セブ港からタグビラランへ
心配していたオープンエア席は意外にも快適。シートは狭くリクライニングなく、映画の上映もありませんが、景色が綺麗!風が気持ちいい!暑さは全く感じませんでした。エアコン要らないのでは…
気持ちいい〜と言っているのも束の間で、たぶん15分ほどで寝落ち。気付いたらタグビラランでした…。天候もよく、大きな揺れもほとんどありませんでした。
車をドライバー付きで貸し切ってボホール島を巡る
ボホール島での移動手段としては、いくつか選択肢があります。
トライシクルでジプニー乗り場まで行き、ジプニーで移動する。
タグビララン港でトライシクルを拾い、バスターミナル(Cogon Bus Terminal)に行く。(ここを歩くと30分程度かかる)。そしてチョコレート・ヒルズなどへ向かう。これが一番安上がりだと思います。でもチョコレート・ヒルズやターシャがジプニーの目的地ではないので、途中下車しないといけなく、それがイマイチ不安でやめました。
トライシクルで移動
近場だけの移動なら、トライシクルに1日観光を交渉するのもあり。でも少し遠くまで行こうと思うとやっぱり時間がかかるので選択しませんでした。
バイクレンタル
ボホール島ではバイクツーリングがとても人気で、たくさんの人がバイクをレンタルして移動してました。事前に道を調べておけたら、これも良いかもしれません。日本の運転免許で乗れるそうです。いつもAmazonで事前にプリペイドSIMを購入して行きますが、繋がりが良いところと悪いところにムラがあります。Googleマップ頼みでツーリングするなら、ネット回線も合わせて検討しないといけないかなと思いました。
観光業者に依頼
結局、てっとり早く観光業者に依頼。船を降りて出口に向かうとたくさん呼び込みをしてます。相場は2500-3500ペソと事前に調べておきました。値段を確認するときは、それには何が含まれているのか、何人分の値段なのかを確認します。また、戻りの船の時間を伝えて、30分前には戻ってきたいので、行きたいところに行けるかどうかを相談します。
ドライバー、車、ガソリン込みで3000ペソ(車1台あたり)という会社に、チョコレート・ヒルズとターシャ、それからアロナビーチへ行くことを依頼しました。セールスのお姉さんは2つ返事で「OK!」と。でも、事前にどれくらい時間かかるか調べていたので、3箇所回るのは無理だろうなと思いました。
セールスのお姉さんが、ドライバーの人に伝えた時点で、ドライバーの人がそんなの無理だよ、というようなことを(たぶん)現地語で言っていて、お姉さんが大丈夫、大丈夫!(たぶん)みたいな感じで出発。笑
まぁ、途中で時間なくなったら引き上げてもらって港に帰ろうと思ってました。
ところが、このドライバーさんの、運転のうまいこと、うまいこと。さすがドライバーだなと感心。1時間20分と言われている区間を50分程度で走り抜けてくれました。といっても決してそんなに安全を無視した運転ではなく。時間ない中で移動するためには、慣れてる人にお願いするというのは素晴らしいことだと思いました。ボホール島での道中の話はまた他の記事で書きます。
タグビララン港からセブ港に戻る
ちゃんと40分前にタグビララン港に戻ることができました。船の出発が20分ほど遅れましたが、来たときと同じ手順で船に乗り込み、問題なくセブに戻れました。余談ですが、タグビララン港では、日本では沖縄でしか登場しないと言われるポケモンGOのサニーゴがでました!
短い時間でしたが、ボホール島は自然の原風景があり、感動の旅でした!今度は、島と島を巡りながらもう少し時間を使って、島ごとの特長に触れるような旅をしてみたいと思います。