「オンライン工場見学」を自社で企画したり、「BowNow一年目の教科書」のように渾身のダウンロード資料ができたら、プレスリリースを活用しましょう。今回は無料で利用できるプレスリリース&イベント投稿について紹介します。
プレスリリースとは?
プレスリリースは「広告」ではなく「広報」です。広告は、見込み客に明確な目的(セミナー参加など)を達成させるために使われます。対して広報は、「メディアの記者の目にとまり、記事に取り上げてもらうこと」を目的とします。
プレスリリースは、有料サービスを利用すれば記事のチェック機能や、送信先メディアを選択できます。しかし広告か、プレスリリースか、どちらに費用をかけるべきか、迷うところだと思います。社会性のあるネタはプレスリリースの方が反響があるでしょうし、広告の方が売上に直結させられる可能性は高いでしょう。
まずは、プレスリリースとはどのようなものか、どのような形で反響があるのか、本当に集客できるのか、経験する意味でも、無料プレスリリースを活用してみましょう。
プレスリリースの書き方については、各プレス会社が解説して、雛形の配布も行っていますので利用すると簡単です。例えば、バリュープレスでは目的に応じてプレスリリースの雛形をダウンロードできるページがあります。
無料で投稿できるプレスリリースサービス
日刊工業新聞 プレスリリース窓口
日刊工業新聞では、プレスリリースをメールで受け付けています。作成したプレスリリースを添付して送付しましょう。
総合窓口のため、毎日多くのプレスリリースが投稿されているはずです。過去に日刊工業新聞の担当者と面識がある場合は、まず電話でパーソナルコンタクトを行う方が確実です。
Value Press プレスリリース0円コース
Value Pressはゼロ円でプレスリリースを投稿するサービスではありませんが、0円プランがあります。
0円プランでは一部のメディアにしか配信されない、配信後の修正や削除は有料になるなど機能に制限があります。オンライン工場見学のリリースも掲載いただきました。
0円プランでも、どれくらい見られたか確認できます。費用をかけるべきかどうかの目安にもできますね。
ものづくり系ウェビナーの投稿
aperza TV ウェビナーまとめ
aperza TVはものづくり系のウェビナー情報がまとまっています。ウェビナー情報を投稿することができ、審査のうえ掲載されます。
Peatix
Peatixにはオンライン・オフライン問わずにさまざまなイベントが投稿されています。主催者はPeatix内でイベントを作成し、申込みまで受け付けることができます。有料チケットの販売時に、決済処理費用として販売実績の4.9%+売れたチケット1枚につき99円がかかります。初期費用、月額費用なし。
Peatixは、個人向けのイベントが多いため、法人イベントをPeatixだけの集客で行うのは難しいと思います。でも、告知活動というのは多くの人に見てもらう活動ですので、ひとまず登録しておくのが良いでしょう。
このように、無料でも告知できる方法があります。注意点としては、リンクファームという、無関係のWebサイトに大量にリンクを貼っているサイトはGoogleからペナルティを受けている可能性があります。そのようなサイトからリンクをもらってしまうと、自社にとってもデメリットになります。
無料でプレスリリースを受け付けるサイトはたくさんありますが、手当たり次第登録するのではなく、きちんと運用されているかどうか、トップページに意味のないリンクが大量に貼られていないかをチェックして登録するようにしましょう。