製造業ホームページ制作、BtoBサイト制作
ニッチトップを目指す製造業・工場のWeb戦略
製造業ホームページ制作における私たちの役割は、見込み客と御社とを繋げることだと理解しています。そのためには、御社への理解と、顧客への理解が不可欠で、顧客インタビューから私達のホームページ制作はスタートします。
顧客がなぜ御社を選んでいるのかをインタビューで見つけ出し、Web戦略の方向性を決定します。
また、Webサイトにはリード(問い合わせなど)を獲得するコンテンツが必要です。漠然とした「お問い合わせ」ではなく、顧客の課題に基づいたコンテンツやダウンロード資料を作成し、見込み客が御社にコンタクトできる仕掛けを持ちます。
さらに、Googleアナリティクスやリード管理ソフトをホームページに搭載します。そうすることで次の改善点の発見やリードの進捗管理を行うことができます。Webサイトからのリード獲得は、その後につながるインサイドセールスやフィールドセールスへのスタート地点です。そこを構築する責任感と使命感を持って製造業ホームページ制作を行っています。
製造業Web制作
顧客インタビューから始める
製造業、工場などBtoBホームページ制作のスタートは、顧客インタビューです。御社の顧客に御社を選んでいる理由や、御社を選ぶ前にどのような課題があったのかをインタビューいたします。同時に、工場の各部門へのヒアリングも行います。顧客からどのような要望があるのか、見積もり依頼から納品の流れ、生産管理の共有体制や品質管理など、ヒアリングを実施します。顧客と現場への理解が、営業に貢献するWeb制作の第一歩です。
顧客を理解するための質問
- 製品/サービスの導入までに、どのような課題を抱えていたのか
- なぜそれを解決したかったのか
- 解決を検討しはじめたきっかけは何か
- 採用にあたり、気にしていたことは何か
- なぜ他の選択肢ではなく、当社を選んだのか
- その意思決定プロセスは、普段どおりか、または、今回は特に異なるプロセスを踏んだのか
- 決定までに、どのような社内検討/稟議があったか
- どこで当社を知ったのか
- 普段、どのように業務上の情報収集をしているのか
顧客ステージに合わせたコンテンツ企画、制作
Webサイトの構成を考えるときに、漠然と「普通は製品一覧ページは要るよね」という発想でコンテンツを考えることはいたしません。顧客を、御社の製品・サービスを検討する度合いごとに4ステージに分類し、各レベルから次のレベルへ進むためのコンテンツを企画します。このように設計することで、認知拡大コンテンツが集客を増やし、ユーザーが持つ課題を顕在化させ、その課題を解消するために御社の製品・サービスを購入する流れを構築いたします。
認知拡大 | 潜在層 | 準顕在層 | 顕在層 |
---|---|---|---|
このような製品があると知っていただくためのコンテンツ企画 | 自分の課題に気付いていないユーザーのニーズを顕在化させるコンテンツ企画 | 具体的検討を行うためのコンテンツ企画 | 購入・依頼のために必要なコンテンツ企画 |
業界トレンド、用語の定義、統計データなど | 事例集、活用例、インタビューなど | 料金・価格、他社比較、導入フロー、カタログなど | データシート、FAQ、見積もり依頼 |
コンテンツとは、日本語では「内容」と言う意味ですが、Web制作においてコンテンツとは、Webページ、動画、ダウンロード資料などの内容を指します。「御社のホームページには、どのようなコンテンツがありますか?」と聞かれれば、「当社のホームページには、製品一覧、会社概要、デモ機貸出などのコンテンツがあります」と言います。
では、御社のホームページには、どのようなコンテンツが必要なのでしょうか?「ホームページって言ったら、大概こういうページがあるよね」ということで、トップページに、製品一覧に、会社概要に・・・お問合せフォーム。と考えるのでは、そこに戦略はありません。これがいわゆる「テンプレート型のWeb制作」です。予め用意されたページに内容を埋めて完成させるというものです。
製造業にとって、コンテンツとは、見込客を呼ぶための「マグネット」です。少し例えは悪いのですが、釣りをする際に、釣りたい魚に応じて、餌を変えますよね。Webサイトにとってのコンテンツとは、釣りでいうと「餌」です。でも良く考えると、それは当然なのです。魚は、自分が欲しい餌をめがけてきます。餌を変えれば違う魚がかかります。
コンテンツも同じで、呼びたい見込客がいれば、その人達が持つ課題に対する提案や解決事例をコンテンツとして持てば良いのです。
コンテンツがマグネットとなって、インターネット上から見込客を集客します。そしてコンテンツには4種類あります。認知拡大で人を集客し、見込客自身が気付いていない課題に気づかせ、事例や他社比較などを読み、見積もり依頼を行うまでの流れを設計する必要があります。
コンバージョン(CV)ポイントの設計
BtoB企業がWebサイトに置くことができる「出口」(CVポイント:コンバージョンポイント)は、「お問い合わせ」や「見積もり依頼」だけではありません。「見積依頼」が、ニーズが明確な人に向けて、一番心理ハードルの高いCVポイントだとすると、それよりもハードルをさげたCVポイントを複数企画することでCV数を増加できます。
CVポイントの例
内容 | 説明 |
---|---|
資料請求 | カタログ、パンフレットなどを郵送する |
小冊子請求 | テーマを絞った小冊子を作成し、ダウンロードまたは郵送する |
事例集 | 導入事例などをまとめ、ダウンロードできるように |
データシート | スペックを掲載した詳細データをダウンロードできるように |
CAD・外形図 | CADや外形図のデータをダウンロードできるように |
取扱説明書 | 取扱説明書をダウンロードできるように |
簡易診断 | フォームに入力してもらい、簡易診断を行う |
相談会 | 相談会を開催する |
デモ依頼 | デモ機を持参し、デモを行う |
テスト機貸出 | テスト機を郵送し、貸出を行う |
サンプル・試用 | 製品サンプルを有償または無償で郵送する |
見積もり依頼 | 見積もりを行う |
視察申し込み | 工場見学など、視察の申し込みを行う |
ウェビナー開催 | オンラインでセミナーを開催する |
オンデマンド配信 | 過去のウェビナーを録画し、視聴依頼をうけつけ、依頼があった人にURLを送付する |
メルマガ登録 | メールマガジンの登録を受け付ける |
WordPress + ElementorによるWeb構築
当社では、WordPressを使用してWeb構築を行っております。WordPress以外のシステム(ホームページビルダー、DreamWeaver、スクラッチでゼロから開発など)には対応しておりません。
これは、Webサイトとは、「作るよりも、運用することの方が重要」だと考えているからです。運用の効率化(スピード)を重要視しつつ、カスタマイズ性の高いWordPressを採用しています。(ネットショップの場合、Shopifyはじめ、各種CMS対応します。)
基本的には、Elementorによる構築を行っておりますが、ページビルダーであれば、Beaver Builder(ビーバービルダー)やBrizy(ブリジ)なども対応いたします。HTML&CSS 手書きコーディングにも対応していますが、その場合、「コーディング費用」が発生します。
SEO対策
SEO、検索対策とWeb制作をあわせることで、集客力の高いWebサイトを構築します。当社では、SEO強化のための流れをR-O-C-K-E-T ロケットSEOと定義し、SEO強化を行っています。Web制作時にも、ロケットSEOのコンセプトに従って制作し、検索エンジンフレンドリーなWebサイトを構築いたします。
製造業にとってSEOとは、作成したコンテンツ(見込客を引き寄せるマグネット)を、適切にGoogleの検索結果に表示させ、見込客を集客する手段です。
SEO = 検索エンジン対策。Googleが目指している世界は「ユーザーの皆様が求めている情報を提供するため、関連性と信頼性が最も高い情報を提供する」ですから、ユーザーが使用する検索キーワードについて、最も関連性と信頼性が高いページを検索結果に表示しようとします。
例えば「小型 恒温槽」と探した場合、できるだけ小型の恒温槽について触れているWebページを検索結果に表示しようとします。もしあなたが「小型 恒温槽」で検索したときに「大型の家庭向け冷蔵庫」が表示されたらどうでしょうか。Googleという検索エンジンはユーザーからの信頼を無くし、利用してもらえなくなります。
今後もGoogleは、できるだけ不適切なWebサイトは排除するでしょうし、ユーザーが検索したときの「意図」に合わせたWebページを表示させる努力を続けるでしょう。では、Googleはどのように、Webページの関連性と信頼性を判断しているのでしょうか? 最も基本的な内容は、Googleが公開している「検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド」で読むことができます。
SEO対策を行わないと、せっかく作ったコンテンツの機会損失につながります。コンテンツは、適切な人に見てもらわないと始まりません。そこで、SEOが重要になります。
ここで大切なポイントは、SEOよりもコンテンツの方が、製造業にとって重要である、ということです。 卵とにわとりの関係に思えるかもしれませんが、私は、コンテンツの方が重要だと考えています。どれだけ人を集客しても、しっかりした提案力のあるコンテンツがなかったら、問い合わせをしようと思わないからです。それどころか、集客することが「たいした会社じゃなさそうだ」というネガティブな印象を持つユーザーを生み出すことに繋がります。
BtoBビジネスはそもそもがニッチなビジネスですから、コンテンツさえ充実して作ってあれば、ある程度自然な集客が見込めます。SEO対策は、さらにそれをブーストするためのもので、決して「何も中身のないWebサイトに人を呼んできて問い合わせを得る」テクニックではありません。
製造業Web制作 Q&A
いいえ、対応していません。対象はBtoBビジネス(製造業、メーカー企業)のみです。
既存コンテンツがElementor以外の方法で制作されている場合、導入できるケースとできないケースがあります。導入できる場合でも、基本的に、Elementor以外の方法で制作されているページの編集は、HTML/CSSまたは、制作された方法で行うことになります。
2つの側面があります。一つは、お客様社内でWebサイト運用の内製化が容易なこと。もう一つは、弊社が実務代行を行う際、Elementorであればコーディングが不要なため、マーケティング施策を数多く回せるからです。
例えば、Elementorがなければ、1ページ制作するのに、デザイン、制作費が2万円だとしても、コーディング代が1万円程度別途必要なことが通常です。この施策を10回行ったとき、総額30万になりますが、コーディングがなければ、15回の施策を行えることになります。
Webマーケティング施策では、仮説⇒実行⇒検証のサイクルを素早く回し、多くの手を打てた企業が勝つのです。
WordPressに限らず、システムはメンテナンスしなければ、脆弱性などリスクが増えます。ですので、特にWebサイトを更新する予定がなければ、WordPressを使用しないことをお勧めします。システムを入れるメリットは、Webサイトの機能の拡張性であったり、運用の効率化です。その「利点」と、利点に付随する「リスク」について落とし所を検討することは、重要だと考えております。
はい、バックアップ、WordPressやプラグインのバージョンアップなどメンテナンスプランをご提供しています。
内容にもよりますが、100ページ程度ですと、3ヶ月ほどです。
企画、ディレクションは当社が、実際の構築はフィリピンの制作チームが行うことが多いです。物量がある案件についても、チームの人数を柔軟に調整して対応いたします。