代表挨拶

こんにちは、Web活用経営株式会社 代表の小野です。

1997年フリーランス時代から個人事業主、法人化と、17年、「ホームページ制作」「ネットショップ制作」「Web活用コンサルティング」に携わっています。

現在は、ホームページを構築する安価なソフトが多数登場し、インターネット上で利用するクラウドサービスも充実し、「自分でホームページが作れる」時代となりました。

「ホームページ制作業者はなくなる」という話も聞きますが、「ホームページ制作の単価は下がり」「自分でホームページを構築できる」という環境が揃っていくことは、中小企業経営者の立場から考えると、とても良いことです。

ホームページを作る敷居がさがり、価格もさがり・・・ホームページ制作会社として、そのことは「脅威」ではありません。私たちの仕事は「中小企業経営にとって、Webを販路拡大の手段として使ってもらう、その挑戦の扉づくり」ですから、便利になったツールを活用して、どうしたらもっとWeb活用できるのかを考えていく必要があります。

しかし、一つの疑問があります。
なぜこれだけ、Web活用できる環境が揃っているのに、中小企業全体の経営は良くならないのか、ということです。

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これは、支援 (サポート) 者としては、問い続けなくてはいけない「問い」だと考えています。販路拡大のためのツールも、施策も、今ほど充実している時代はなかったと思いますが、高度経済成長期に誕生した企業が、時代の変化への対応を余儀なくされている・・・。「時代の変化への対応」というのは、「営業」や「販路拡大」という事業活動の一面だけでは解決のできない問題なのです。

ホームページのご相談をいただいても「そのままの状態でホームページで営業を行っても成果はでないだろう」と感じる案件は、年々増えています。

「成果」を考えるとき、必ず、「お客さま」と「競合」という登場人物がいます。『 お客さまにとって、ある面において、競合より多くの価値を届ける 』 ことができなければ、全国商圏のホームページという店で、成果を出すことはできません。

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しかし、「お客さまが存在しないものづくり」「競合との違いが分からないものづくり」がとても多く、「時代への変化対応を余儀なくされている」ということを、わたしは現場で感じるのです。

「今すぐ売上があがる3つの方法」のような情報がありますが、「すぐに誰にでもできる」ということは、「すぐに」「誰にでも真似される」ということです。事業で大切なのは、「自社らしさ」を活かし、「自社だからこそやる意味」があり、「自社にしかできない領域を確立」していくことです。

経営をしていて、「ものを作る」「ものを売る」という行動より、何よりも大変辛いのが、「次に、どうしていったら良いか分からない」という状況です。

これまでは受注型で来て、仕事が減少している、
これまでは大手販売先があったけど、仕事が減少している、
これまでは○○○○であったけども、危機感を感じている。

ジワジワとおし寄せる危機感に対し、「自分がどうしたら良いかわからない」という心境ほど、迷うことはありません。こういう状況のときほど、「Web活用」を始めていただきたいのです。「今すぐ売上をあげないと倒産してしまう」ような緊急自体に、ホームページはお役に立てません。

ホームページで出会うのは、「未来の新しいお客さま」です。
ホームページから来る問い合わせは、「市場との接点」です。
さまざまな問い合わせが、企業を成長させます。

「経営とは、環境適応業」ですから、自社の仮説に基づきWebサイトを構築し、問い合わせをいただく中で次の展開を模索したり、より顧客価値を高めることができるサービスを開発したり、そのようなテストマーケティングの場として、わたしはホームページに期待しています。

どのような道具も、意味付けによって得られる結果は異なります。ナイフであっても、メスのようなナイフは人を救い、殺人で使われるナイフは人を殺し、料理で使われるナイフは家族を笑顔にします。

わたしたちが「ホームページ」に意味付けをするのは、「経営変革の窓である」ということです。

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ホームページから来る問い合わせは、今すぐ売上に貢献しないかもしれません、面倒で、小さな案件かもしれません。しかし、お客さまのニーズです。そこにヒントを得ることは多いでしょう。ニーズに対応できる組織へと変革した企業だけが、お客さまから支持され、売上という結果を出すことができます。

ホームページが、そのような経営変革の窓となることに期待しています。

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